二刀について
全日本剣道連盟が定める「剣道」には、「一刀」と「二刀」があります。一般的には、一本の竹刀を用いて行う「一刀」が多いですが、大小二本の竹刀を用いて行う「二刀」についても規定が設けられています。よって、各種剣道大会や昇段審査などにおいて二刀を執ることは何ら問題はなく、相手が一刀であれば当然に一刀対二刀として立ち合うことになります。
なお、全日本剣道連盟は、指導手引き等において、右手に大刀・左手に小刀を持つ構えを「正二刀」、その反対に、左手に大刀・右手に小刀を持つ構えを「逆二刀」という名称を用いていますが、当サイトにおいては「正二刀」を「右二刀」、「逆二刀」を「左二刀」と表現しています。